高層マンションの火災対策に消防用ドローンが活躍する時代へ

ラトビアのAERONES社の消防ドローン

日本の場合、高層マンションなどの火災対策としては、はしご車の届かない11階以上の階にスプリンクラーの設置が義務付けられているほか、防火区画の設置などが定められるなど、建築基準法や消防法によって厳しく規制されています。そのため高層マンションでは火災が延焼しにくくなっています。
とはいえ100%安全というわけではありません。万が一の対策としてもドローンを活用した消火作業、救出作業の推進が待たれます。

そこで注目したいのが、バルト海東岸に位置するラトビア共和国の首都リガに本社を構えるAERONES社が開発中の消防ドローン。同社では「風力発電装置の洗浄、除氷およびコーティング」「高層ビル清掃」「消防」という3つのカテゴリーにおいてドローンを開発しており、「消防」ドローンは消防関連事業社と開発中ではありますが、プロトタイプでの実験を行なっています。

(Soruce Aerones社YouTbe)


(Source AERONES社のWEBサイト)

火災現場に到着し、すぐ作業にかかれるというスピード、危険な場所に人が向かわなくてよいという安全性、人が立ち入れないところからアプローチできるという利便性など、従来の消火活動の枠を超えた活動の可能性を感じます。

(Source AERONES社のWEBサイト)  

「日本でも購入可能ですか? 費用は? 」という記者の質問に対し、

「電源やポンプなどのカスタマイズが必要となるため、販売金額は20万ユーロ(※約2,560万円)以上となるだろう」 ※1ユーロ:128円換算

(プロジェクトマネージャーのMartins Ummers氏)

とのことです。

高層マンションや高層ビルの火災対策にドローンが活用される時代の到来が望まれます。


関連記事

  1. 「ドローン×バイク」で災害に備える 長野県「伊那市 災害バイク隊」

  2. イメージ画像 消防隊でのドローン活用

    和歌山県下の消防隊初 ドローン隊配備 東牟婁郡串本町

  3. チェルノブイリで新たなホットスポットがドローンで発見

    ドローンが新しいホットスポットを発見 チェルノブイリ

  4. ドローン等による水難救助訓練 岡山県総社市

  5. 災害発生時に備え 鳥取県災害応援隊ドローンチーム発足

  6. 航空救助にドローン スイス・レガ社

    航空救助にドローンを活用  スイス Rega社

  1. “ドローンレースは来たるエアーモビリティ社会への布石となる”〜セ…

    2019.07.04

  2. 今後のドローンビジネスの主役は誰? DJI JAPAN直撃インタビュー!

    2019.07.01

  3. ドローン等による水難救助訓練 岡山県総社市

    2019.06.24

  4. ドローンによる第28回UBEビエンナーレプロモーション動画制作業務プ…

    2019.06.21

  5. UBER ドローンで配達を開始すると発表 米国サンディエゴ市

    2019.06.20

  1. “ドローンレースは来たるエアーモビリティ社会への布石となる”〜セ…

    2019.07.04

  2. 今後のドローンビジネスの主役は誰? DJI JAPAN直撃インタビュー!

    2019.07.01

  3. ドローンの飲酒運転禁止へ 改正航空法衆院で可決

    2019.06.17

  4. 本命アマゾン「数ヶ月以内にドローン宅配を開始する」と発表 アメ…

    2019.06.10

  5. 国土交通省専門官による『飛行情報共有システムの概要と最近の取り…

    2019.06.06

  1. ドローンによる第28回UBEビエンナーレプロモーション動画制作業務プ…

  2. チェルノブイリで新たなホットスポットがドローンで発見

    ドローンが新しいホットスポットを発見 チェルノブイリ

  3. Flying Drone Lamp

    空飛ぶランプ現る! 鎌倉在住デザイナーの”Flying Drone Lamp”が熱い

  4. グーグルグループ企業 ドローン配送認可

    グーグルのグループ企業FAAから認可 ドローン配達の夜明け

  5. 工事現場や建設業におけるドローンの活用について