生後1ヶ月の子どもにドローンで届けられたワクチン【南太平洋 バヌアツ】

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「今日のドローン輸送は小規模なものですが、世界の保健衛生にとって大きな一歩です」

まるで初めて月に着陸した宇宙飛行士のような発言をしたのはユニセフ事務局長ヘンリエッタ・フォア。しかしこの発言は決して大袈裟なものではありません。

バヌアツの保健省がユニセフの協力を得、Swoop AeroとWingCopterのドローン企業2社によるドローン輸送試験を実施。島の西部にあるディロンズベイから東部のクックスベイの約40kmの距離を、ワクチンを載せたドローンが飛行し、実際に13人の子どもと5人の妊婦がワクチンの接種を受けました。

温暖で約1,300kmにわたり80以上もの島々からなるバヌアツでは、ワクチン輸送が特に難しく、約2割の子どもは必要なワクチン接種を受けられていないといいます。
このクックスベイも徒歩か小型船でなければアクセスできず、保健センターどころか電気もありません。

ワクチンはある特定の温度で運ぶ必要があるため、保冷ボックスを抱え長時間川や山を越えてこのクックスペイまで届けることは難しく、代替法としての船舶でも悪天候でしばしば運航中止になっていたといいます。

「ドローンを使えば、島の最も遠隔地域で暮らす多くの子どもにワクチンを届けられるようになると期待しています」

バヌアツ政府は「ワクチンのドローン輸送を国の予防接種プログラムに統合し、保健物資を輸送する」とさらに広い用途でのドローン利用も検討しています。また輸送試験によって得られたデータは、世界の他の同様の状況に直面している国々でのドローンの活用において検討されます。

(Source https://www.unicef.or.jp/news/2018/0210.html )

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